私は前任の医大病院で長年肝がん、胃、大腸がんなどの消化器系のがん診療と、同時に肝炎、潰瘍性大腸炎などの慢性の消化器病、そして合併症として多く見られる糖尿病、高血圧の診療を行ってきました。日々変化する医療事情の中で各々の患者さんにとって最適の治療を求め実践する多忙な日々を過ごしてきました。病院では各専門科が先端医療を行い大きな成果も得ているわけですが、その専門性がゆえに時として全身を診る視点がおろそかになる場合もあり、病気を診るよりも患者さん診ることの大切さを痛感することも多くありました。
この度、開業するにあたり消化器系の今までの経験に基ずき、癌に関しての内視鏡、超音波などによる早期診断に力を入れながら、全身を診る視点でのやさしい医療をモットーに、主に糖尿病などの生活習慣病や動脈硬化診療なども行いながら、皆様の健康をサポートできればと考えています。